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●第一回
   環境教育
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2004/11/11 更新
ECO2000トップ > 第一回環境トークCafe 環境教育 >


(1)活動の内容

●嘉山:
昨年は、基礎を固めるため、他団体と一緒に環境教育を実施しました。
「ToBe@east」と一緒に環境教育を実施させていただいたり、世代環境フォーラムというイベントでもお手伝いという形で参加させていただいたりしています。
現在は、飯田橋の近くにある「富士見児童館」を毎週一回訪問し、環境問題について話したり、それについてゲームなどを行ったりしていこうと考えています。
先週は、北の丸公園でネイチャーゲームを行わせていただきました。 これからは、地元の小学校への展開を考えています。

●力石
昨年度までの二年間は、ToBe@eastの元代表の母校に私たちからお願いをし、何回か授業をやらせていただいていました。最初は学校側の信用を得られなかったのですが、何回も通っているうちに信用を得るようになりました。現在、その小学校とはパートナーシップを組んでいます。
また、環境学習を積極的に実施されている、NPOの「荒川クリーンエイド(http://www.cleanaid.jp/)」のお手伝いに行かせていただいたりもしています。
去年一年間は、公立小学校で総合的な学習の時間の中で、ゴミをテーマに取り上げました。子どもたちは、自分たちとゴミとの繋がりについて案外気づいていないのです。一年間、それを気が付いてもらうための授業を、先生と協力して行いました。

●浅利
横浜市では、平成22年度までにゴミを30%削減するっていう目標を立てています。
この中で、私達は横浜市とパートナーシップを結び、環境教育の部分について任されています。
テーマとして身近な問題を取り上げ、中学校では「水と食糧とG30から分かる身近な環境問題」と「エコロジカルキャンパス見学」などを行っています。また、小学校では環境教育のお手伝いをし、たけのこ掘りに同行したりしています。

●小倉:
大学がある市川市と市教育委員会、市立の小中学校を対象に環境教育の連携を行っています。様々な環境教育・環境学習を私たちから出前で行い、小中学生に話をしに行っています。
 また、市立八幡小学校では、小学5年生が林間学校で尾瀬に行く際に同行しました。2泊3日で小学生と遊び、尾瀬で様々なものを観察してきました。

(2)自分たちにとっての成果

●小倉:
中学生に興味(感動や好奇心)を持ってもらうことが特に難しいです。もっと言えば、関心があるのかないのかもわからないことがあります。小学生も難しく、男の子・女の子によっても大きく違います。
尾瀬に同行した時の話で言えば、「どうやったら自然物に対して目をむけされられるかが分からないってことが分かった」ことが成果かもしれません。すなわち、現段階では、一体どんなことをしたら小中学生に興味を持ってもらえる話し方ができるか、どういったことをすれば教育効果が現れるのかなどを、重点的に考えていかないといけないなと思っています。

●力石:
学生時代には教職をとっていなかった活動していた人の1人が、卒業して教職をとりはじめています。人生を変えたとゆう成果があります。

●嘉山:
自分たちにとっての成果としては、環境面より教育面で勉強させられた面が多かった点です。
いくら環境問題のことをたくさん教えても、つまらない授業だったら子どもたちの頭にあまり残らないと思います。その代わり、少ししか伝わらなかったとしても、楽しい授業なりを行っていけば、記憶に残っていくのではないかと。私達は、クイズなどゲーム感覚で楽しんでもらおうと狙っています。この前ネイチャーゲームのときにも、ふと「この芽はどこに向いているんだろう?」って子どもたちに投げかけたら「空」だったり、いろんな意見が出ましたが、最後には「太陽」という答えが出てきて。とても盛り上がりました。

(3)評価するポイントは?

●嘉山:
 イラクのムハマド君が「目のお医者さんになりたい。」と言ったというニュースがありましたよね。こういった成果が必要だと思います。橋田さんの犠牲は、ムハマド君の意思を変えることになって、成果だと言えると思います。
環境教育の成果もそんな感じになればいいな、と思っています。

●力石:
 評価は見たいけれど、なかなか最終地点まではやはり見えない。きっかけを与えることがわたしたちの役割だと思います。
きっかけを与えられたかどうかで評価することはできるかもしれません。

●小倉:
嘉山さんが言われたのはとても重要で、人を対象にしている以上、定量的な評価は難しいと思います。ムハマド君のように、気持ちを変えられたっていうものを作文など目に見える形で判断すればよいのではないでしょうか。ただ、比較対称的にどっちが優れているかという基準をつくるのはやはり難しいことだと思います。

●力石:
私達は、ベテランの先生に、授業の最後に振り返りをさせろと言われました。環境教育は行動を求められるものなので、最後に今日帰ってからできることを考えることが大事です。行動に結び付けて考えさせるのがポイントかなと思います。

●小倉:
力石さんの例で言えば、「半年後も継続して、ちゃんとやっていますか!」ということ確認ができれば、しっかりとした評価ができますね。でも、振り返ってよかったのか悪かったのかはっきりとはわかりません。客観的にどうだったか判断するのは本当に難しいです。

●力石:
教育ってそういうものですよね。
でも、私たち1人が担当する子どもの人数を減らすことで反応は見えるはずです。

●原田:
評価しづらいということは、子ども達の反応が薄かったりするのも一因なのかもしれませんね。

(4)子ども達を引きつけるテクニック

●小倉:
 一緒に尾瀬に行ったメンバーが言っていたのですが、子ども達に「かばんからノートとペンを取り出して」といっただけでは反応は鈍くなってしまうけど、「10秒以内で出してねぇ!10,9,8、・・・」って言っただけで、「10秒以内に出す」という小さな目標に向かって一生懸命になるんです。

●浅利:
 メンバーの精神年齢の低さ、それが一番のテクニックかもしれません。私たちの精神は先生に近いとゆうより、むしろ子どもの方に近いですから。

●力石:
 先ほど嘉山さんがおっしゃっていたように、クイズやゲームはいいと思います。子ども達の緊張をほぐすため、アイスブレーキング(注)をしてうち解けることがまず大事です。
あと、反応が少ない子に対して追及していく勇気も必要だと思います。振り返りの時間では、「わかんない」「なにもない」という子にどれだけ向き合い、一緒に悩むことができるかも重要です。
(注)アイスブレーキング・・・初めて出会った人達がお互いの緊張をほぐし、 良い雰囲気にするために、簡単なゲームなどを行なうこと

●嘉山:
 僕も、一方的に話すとなかなか興味を持ってもらえないと思うので、問いかけることが大事だと思います。投げかける・問いかけることが大事ですよ。
 聞いた話なのですが、子ども達が騒がしいときに「これ、何本?」って(指を何本か出した手を見せながら)子ども達に聞いてみると、みんな手の方に注目して、反応がすぐ返ってきて、そのあと静かになるらしいですよ。

●力石:
 メンバー何人かで授業した時、メンバー1人をほかのメンバーが指差して、「おもしろいことをやっているよ」って言って注意を引きつけるということもできる。そのメンバーのまねしてみようといって、まねされる子がいろいろな動作をして、子ども達がまねして、最後に「し〜」っていう動作をするとみんな真似して静かになりますね。

●小倉:
 先ほどのクイズの話に関係して、ちょっとしたクイズを覚えておくと便利かなと思いました。尾瀬に向かう途中のバスで、小学生のレク係がネタにつまったとき、私たちの方に向かって「大学生のお兄さん、何かやって下さい」といって、話を振られるのです。とても困りました。そんな時にちょっとしたゲームや環境に関連したクイズを知っているといいですね。

●力石:
 深い知識がこちらにあれば選択式ならクイズにできますよね。
 子ども達がざわざわしてきた時に、知識があれば即興でクイズをつくって、子ども達に集中してもらうことはできると思います。

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